【2023年度ホームホスピスの学校の受付を開始しました】
広がるホームホスピスの理念を共有し、質を確保するために
最期まで安心して暮らしていけるまちを…
一般に日本のホスピス(緩和ケア)は、がんやエイズの末期にある人を対象としていますが、ホームホスピス®は、 がんに限らず、病いや障がいがあることで生きる困難に直面している人とその家族がケアの対象です。
一軒の家(民家)に家族規模の住人がともに暮らし、その住人を介護スタッフや地域の医療連携チームが支えるのが ホームホスピス®です。一人暮らしで家族の居ない人も、ともに暮らし合う関係を築いていきます。そして、痛みやそのほかの身体的なケアだけでなく、生活者として人生の幕を閉じるまで、住まいを中心に医療、 介護、生活支援が一体となったケアの体制を構築します。
私たちは、ホームホスピス®をそのような仕組みを持つ「家」であると同時に、その地域の保健・医療・福祉とつながって、誰もが住み慣れた地域で最期まで安心して暮らしていけるまちを実現することを目的とした活動の拠点ととらえています。
「地域から生えてきたホームホスピス」
(理事長 市原 美穂)
ホームホスピスⓇは、全国ホームホスピス協会の登録商標(区分:第44類)です。
ホームホスピスの基準「改訂版」(2020年7月)
ホームホスピスの基準が5年ぶりに改訂されました。2015 年12 月、ホームホスピスを開設して以来約10年の実践に基づき「ホームホスピス®の基準」を制定しました。ケアの理念を共有し実践するための手引きとして、さまざまな場面で活用し、ケアの質の担保に努めてまいりました。
ホームホスピスはその後も全国に広がり、自分たちの地域にもつくりたいと志す人が増えています。一方で、運営する上でさまざまな課題も見えてきました。そこで、現在運営している人だけでなく、新たに開設する人にとっても道標となり、より具体的な手引きとなるように改訂することにいたしました。
改訂にあたっては、実際の写真や図を挿入してわかりやすく解説し、災害への対応として リスクマネジメントや組織運営についても加筆しました。加えて、レビュー(第三者評価) の仕組みも具体的に示しています。
「改訂ホームホスピスの基準」
*** 「ホームホスピスの学校」のご案内 ***
第5期・第6期「ホームホスピスの学校」のご案内(2023年年度)
※ 第5期の「つくるコース」は、定員に達しました。
ホームホスピスを「始めたい人」また「学びたい人」のための研修制度「ホームホスピスの学校」第5期は2023年6月から、第6期は2023年10月から始まります。
A. ホームホスピス「つくる」コース
◉ホームホスピスを開設したい人が受講する研修プログラム
理念やケアの哲学および運営や管理についての座学(オンライン講座)と20日間の現場実習(ホームホスピスの現場で実際のケアに携わる)で構成されます。
修了後は、協会のサポートを受けながら、ホームホスピスの開設を目指します。
B. ホームホスピス「まなぶ」コース
◉ホームホスピスの理念やケア・看取りの哲学を学びたい人が受講する研修プログラム
理念やケアの哲学および運営や管理についての座学(オンライン講座)と数日間の現場実習(希望者のみ:ホームホスピスの現場で実際のケアを体験する)で構成されます。
修了後は、学びを活かし、各地・各分野で活躍していただきます。
お申込書は以下からダウンロードしてください。
【ご記入の上、事務局(ページ下部)までご郵送ください】
◉ HHつくるコース(Excel版)
◉ HHつくるコース(PDF版)
◉ HHまなぶコース(Excel版)
◉ HHまなぶコース(PDF版)
◎ 2023年度のお申込み受付は、定員に達し次第終了いたします。
定員:つくるコース(7組)・まなぶコース(15名)
※6月期(第5期)の「つくるコース」は、定員に達しました。今後は、キャンセル待ち、もしくは10月期(第6期)での受付となります。(2023年3月8日)
「まなぶコース」は引き続き募集しております。
◎ 必要な方は、パンフレットを郵送いたしますので、お問い合わせフォームから事務局までご連絡ください。
研修場所(認定ホームホスピス)につきましては、パンフレットにも表示していますが、本サイト上でも随時更新いたします。
よくあるご質問をこちらの「ホームホスピスの学校Q&A」に掲載しています。
全国に広がるホームホスピス
ホームホスピス®の仲間は全国に広がっています。
令和4年11月1日現在、全国45法人がホームホスピス®を運用中であり、家の軒数は67軒となっています。また、現在4法人が近日開設に向けて準備中です。
右の地図イラストをクリックすると現在のホームホスピスマップがPDFファイルで表示されます。
・ホームホスピスの全国マップ(2022.11.1現在)
*** 研修会・講演会のご案内 ***
◉第11回ホームホスピス全国大会in札幌(終了しました)
ホームホスピスが創る未来図~多世代のとも暮らし~
会 場:ACU札幌(札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45 16F)
形 式:会場参加とオンライン参加によるハイブリッド形式
期 日:2022年10月29日(土)・30日(日)
参加費:両日参加5,000円 1日のみ参加の場合は3,000円
定 員:300名(会場参加200名/オンライン参加100名)
※講師によっては、オンライン登壇になる場合があります。
《プログラム》
・10月29日(12:50〜17:35)
挨拶 市原美穂(当協会理事長)・尾形武寿様(日本財団 理事長)
講演 中島秀之先生(札幌市立大学 学長)
講演 宮本太郎先生(中央大学法学部 教授)
講演 大島一博先生(厚生労働省事務次官)
講演 河 正子先生(緩和ケアサポートグループ 理事⻑)
・10月30日(9:30〜15:30)
講演 山崎 亮先生(studio-L代表、コミュニティデザイナー、関西学院大学 教授)
講演 加藤忠相先生(あおいけあ代表取締役、慶應義塾大学看護医療学部 非常勤講師)
ホームホスピスの暮らし 市原美穂(当協会理事長)
シンポジウム
コーディネーター:永森克志先生(ささえる医療研究所 理事長)
シンポジスト:山田奈緒美先生(とものむら 理事長)
村松 司先生(公衆衛生医師)
松山雅一先生(かしわのもり 理事長)
半澤博恵さん(ホームホスピス北海道 代表)
コメンテーター:山崎 亮先生
2022年 ホームホスピス実践者育成塾(終了しました)
ホームホスピス実践者育成塾は、「理念の共有」と「ケアの向上」を目指して2017年より実施している研修会で、今年6回目を迎えます。ホームホスピスの運営者、管理者、スタッフに加えて「ホームホスピスの学校」の受講生、また、ホームホスピスに関心があり、近い将来に開設したいと考えている方にも実践的で有用な研修会です。
特に今回は現場力を高める内容で、技術面の向上をはかることを目的に、気持ちよく出す排便のケア、目からウロコの古武術介護、現場で生かす聞き書きの3つにしぼった、即戦力となるプログラムとなっています。講師は皆様にも馴染みのある、それぞれの分野で第一線に立つ先生方に要請し、会場では実技を中心に学んでいきます。
昨年につづき今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のため2日間に集約し、会場とオンラインによるハイブリット形式で開催します。皆様の参加をお待ちしております。
パンフレットはこちらです。
【日程】
期 日:2022年7月1日(金)〜2日(土)
会 場:小松市公会堂+オンライン(ZOOMウェビナー)
受講料:6,000円*
定 員:会場50名/オンライン50名
*一般参加の方は、賛助会員にご登録いただきます(年会費5,000円)
スキルアップ研修(正会員対象)
団体正会員のうち、リーダー養成研修を修了して開設しているホームホスピス及びフォローアップ研修を修了しているホームホスピスを対象に「スキルアップ研修」制度をはじめました。
これは、他のホームホスピス(現在は指定の6法人及び協会事務局)を選択して研修者を派遣して研修する、または、指導者派遣を要請し自らのホームホスピスで指導を受けるもので、ケアや事務などについてより具体的に学ぶプログラムです
詳しくは、協会事務局にお問い合わせください。
事務研修の様子
ニュースレター「たんぽぽ」
全国ホームホスピス協会では、協会の活動紹介や全国のホームホスピスの紹介、協会への入会や認定ホームホスピス制度の紹介などを記載したニュースレター「たんぽぽ」を発行しています。これまでに創刊号(2016年9月20日)、第2号(2017年9月30日)、第3号(2018年11月30日)、第4号(2019年9月30日)、第5号(2020年9月30日)、第6号(2021年9月30日)を発行しています。
それぞれの概要については、こちらのページをご覧ください。
また、ニュースレターの配布についてはこちらからお問い合わせください。
*** お知らせ ***
2022/8/31 更新
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2022/1/28 更新
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2021/10/7 更新
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2021/3/14 更新
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2021/1/10 更新
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2020/10/7 更新
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2020/6/2 更新
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2020/1/31 更新
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全国ホームホスピス協会 事務局
〒880-0913 宮崎県宮崎市恒久2丁目19−6
(ホームホスピス宮崎事務局内)
電話:0985-65-8087(協会専用) FAX:0985-53-6054
【お問合せ受付時間 平日9:00〜17:00】